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しみにはいろいろな種類があります。老人性のシミやそばかすはQスイッチ型ヤグレーザーを使用します。通常は1回の治療で良好な結果が得られますが、場合によっては複数回の治療が必要です。この治療の欠点ははっきりとしたかさぶたが出来ること、4割の人が炎症後の色素沈着を起こし、一時的に以前より濃いしみを作ることです。炎症後色素沈着は6ヶ月ほどで消退します。

しみの数が多い場合、顔全体が黒ずんでいる場合は光治療機(IPL)を使用したほうが良いでしょう。炎症後色素沈着はほとんどおきません。月に1度4回ほどの治療をします。顔全体が明るくなります。定期的なお手入れとして使うこともお勧めです。

30〜40歳代の方の場合、肝斑が生じていることが多いです。この場合通常のレーザー治療は出来ません。レーザートーニングが有効です。肝斑を含む複数の種類のしみが混在している場合、まずレーザートーニングで肝斑の治療を優先して行います。

レーザーや光治療器でしみが軽快した後は、トラネキサム酸やビタミンA、C、ヒト幹細胞培養液エキスのエレクトロポレーションによる導入を2〜4週間に一度、定期的に行うと良いでしょう。

しみの治療